古くから鰻を多く食べる文化のあった、長野県岡谷市。諏訪湖に面していることから、うなぎ専門店も多く立ち並んでいます。当サイトでも、オリジナル商品「シルクうなぎ」について一度取り上げさせていただきました。
テレ朝ニュース等で紹介の長野「シルクうなぎ」は取り寄せ可能?(2020/12/17放送)
長野県岡谷市の鰻屋「やなのうなぎ観光荘」では、オリジナル商品「シルクうなぎ」を購入することができます。これは「シルク」の名の通り、ウナギの餌に蚕を使用した商品。蚕は高タンパク質で栄養価が高く、ビタミンB2が豊富であるといわれています。脂...
長野県岡谷市で「うなぎ給食」始まる
そんな長野県岡谷市で、冬恒例の「うなぎ給食」が始まった とのニュースがありました。
うなぎ料理が名物の岡谷市では、毎年、「寒の土用のうしの日」が近いこの時期に市内の小中学校と保育園で「うなぎ給食」が提供されています。
(1月)13日は、みなと保育園の年少以上のクラスの給食に市内のうなぎ料理店が作ったかば焼きが登場しました。
白いごはんに炭火で焼いて甘いタレで味付けされた特製のかば焼きがのせられていて、子どもたちは「甘くておいしい」などと言いながらほおばり、おかわりをする子もたくさんいました。
エラー - NHK
長野日報社 - Nagano Nippo Web
天然鰻ウナギの旬は 秋~冬
そもそも、もともと天然ウナギの「本当の」旬は、秋~冬。うなぎは冬眠する動物であり、冬眠直前に栄養を蓄えるため、秋~冬が栄養満点でおいしいのです。夏の「土用丑の日」に鰻を食べる文化は、江戸時代にキャンペーンとして始まった というのは、土用丑の日の由来は平賀源内?うなぎカレンダー早見表という記事でもご紹介させていただきました。
土用丑の日の由来、土曜との違いとは - 2024年は7/24(水)と8/5(月)、2025年は7/19(火)と7/31(日)
「土用」とは四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間のことを指し、「丑」は十二支の丑を指しています。夏の土用丑の日にうなぎを食べる風習は、平賀源内が発祥とする説がありますが、実は・・・
今は養殖ウナギが大半となり、一年中鰻を食べられるようになりました。それでも子供たちが、食べ物の「旬」を学ぶきっかけになる、このような取り組みは素晴らしいですね。