都道府県別うなぎ生産量ランキング – 静岡・浜松が1位でない理由とは

ランキング

うなぎといえば、浜松・浜名湖のイメージが強いですよね。実際、本格的なうなぎの養殖は、浜松で始まったとされています。

しかし、現在の生産量だと、意外な県が1位になっていることをご存知でしょうか?2017年(平成29年)の生産量ランキングはこちらです。

 

うなぎの生産量ランキング

 


参考:統計資料 都道府県別ウナギ生産量 – 日本養鰻漁業協同組合連合会

 

日本養鰻漁業協同組合連合会が公開している、都道府県別ウナギ生産量(単位:トン)のランキングがこちら。意外や意外、1位はなんと鹿児島県でした!そして気になる静岡県は4位という結果に。これは2017年(平成29年)だけの結果ではありません。ここ数年の上位5県は以下の通りで、上位の顔ぶれは全く変動がありません。

2013年2014年2015年2016年2017年
1位鹿児島鹿児島鹿児島鹿児島鹿児島
2位愛知愛知愛知愛知愛知
3位宮崎宮崎宮崎宮崎宮崎
4位静岡静岡静岡静岡静岡
5位三重三重徳島三重高知

 

ちなみに市町村別だと、愛知県・一色町が日本一の生産量を誇っています。
いずれにせよ、静岡・浜松が1位でないというのは少し意外だったのではないでしょうか??

 

なぜ静岡県は1位ではないのか

うなぎといえば静岡県 という常識が崩れ始めたのは、1960年頃からと考えられています。もっというと、1962年のシラス大不漁が原因です。

歴史的なシラスウナギの不漁により、静岡県の養殖業者たちはうなぎを求めて全国へ。まだうなぎ養殖が発達しておらず、シラスウナギの価値が見出されていなかった地域から、高額でシラスウナギを買い上げたのです。これにより、「シラスウナギは儲かる!」と気づいた地方の人々が、次々とうなぎ養殖業に参入。こうしてうなぎ生産量を大きく伸ばしたのが、鹿児島県であり宮崎県だったのです。

 

愛知県のうなぎ生産量のうち、8割は一色町

さて、もう一つ注目したいのが、2位にランクインした愛知県。実は愛知県全体の生産量のうち、約8割は西尾市一色町という自治体が担っています。

この理由について、「ウナギと日本人 [ 筒井功 ]」では以下の通り推察しています。

ここで養殖業が大発展するきっかけになったのは、意外にも伊勢湾台風であった。伊勢湾台風、すなわち昭和三十四年(1959年)の台風15号は、…(中略)…伊勢湾、三河湾周辺の被害が特に甚大だったが、人と家屋以外にも低湿地の水田に壊滅的な打撃を及ぼした。一色町も、そうした地域の一つであり、これを機に町は水田事業からウナギ養殖へ基幹産業の転換を進める。たまたま近くに、古くからの養殖先進地があったことが、それを思いつかせ、また手本にもなったのであろう。

ウナギと日本人 [ 筒井功 ] P57

台風を機に基幹産業を転換するにあたって、浜松を参考にウナギ養殖に乗り出したことが、今の一色町の地位を築いたわけですね。

 

日本一の一色うなぎを食べるなら

一色うなぎを購入する方法はかなり限られていますが、一番確実&安心なのは、高級うなぎのみを扱う美食市さんで購入すること。私も過去購入しましたが、味・サポートともに文句なしでした!!

美食市 一色産アオテうなぎ

うなぎ=静岡県浜松市のイメージが強いですが、実はうなぎ生産量全国1位は隣の愛知県・一色町。そんな「一色産の」「アオテ」うなぎを専門に取り扱っているのが美食市です。

うなぎ本来の美味を味わえる上質なうなぎを「アオテ」といい、このアオテうなぎに出会えるのは、職人でもおよそ20匹に1匹程度。美食市では、こうした本物のうなぎを味わえます。

豆知識
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