冷凍うなぎの正しい調理方法についての記事で、自宅でうなぎを加熱する場合、電子レンジはNGだとお伝えしました。
理由は「うなぎの身が固くなってしまうから」なのですが、実際どの程度違うか
比較してみました。
うなぎの調理法 レンジとフライパン比較
スーパーで安いうなぎを調達
比較実験にあたり、素材がおいしいと正しい評価ができない可能性があります。そこで今回は、スーパーで安いうなぎを調達。399円と破格の値段で販売されているのを発見し、購入しました。
こちらが今回、検証に使用するうなぎです。産地はもちろん(?)中国産です。外から触っているのに、袋が若干べとべとしています…。。税込で430円です。中国産はさすがに安いですね…。
うなぎを開封、切断
それでは、袋を開封していきます。これで大体120gぐらいでした。今回はレンジ・フライパンそれぞれの加熱方法を比較しますので、うなぎを2等分します。
まずは電子レンジで加熱
このうち片方は、レンジで加熱をします。ラップをかけたら電子レンジに入れるだけ。手間はかかりませんね。今回は3分弱加熱してみました。
続いて、フライパンでの加熱
残る片方のうなぎは、フライパンで加熱していきます。フライパンにアルミホイルを敷き詰めたら、うなぎを乗せ、スーパーでもらったタレを先にかけます。蓋をして、5分ほど弱火で加熱していきます。だんだん蒸しが始まっていっていますね。
いざ、実食
2種類の調理法でうなぎの加熱が完了しました。電子レンジ・フライパンそれぞれでの加熱が完了しましたので取り出してみましょう。
まずは電子レンジから。レンジを開けて見たところ、加熱はできていますが、少し焦げてしまっています。また、購入時にうなぎについていたタレが、皿に飛び散ってしまっていますね…。
続いてフライパンです。蓋を開けてみたところ。タレが少し焦げ付いていますが、ウナギ自体は焦げてはいません。
それぞれを皿に取り出して並べてみました。左が電子レンジ、右がフライパンです。電子レンジで調理したものは、見栄えも悪いですね…。
うなぎの断面の比較です。左が電子レンジで加熱したもの。内側まで加熱しすぎており、身が固くなってしまっているのが写真でもわかるかと思います。
一方右はフライパンで加熱したもの。火の通り方が程よく、(味はともかく)身は柔らかく仕上がっています。
うなぎの加熱方法は、フライパンに軍配
ということで、うなぎの加熱方法はフライパンが優れていることが分かりました。事前にアルミホイルを敷いておくことで、フライパンがほとんど汚れないのもうれしいところ。通販でうなぎを購入した際は、ぜひ試してみてください。