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うなぎの調理法 レンジとフライパン比較

冷凍うなぎの正しい調理方法についての記事で、自宅でうなぎを加熱する場合、電子レンジはNGだとお伝えしました。

レンジで解凍はNG!冷凍うなぎを柔らかく解凍する調理法・食べ方
電子レンジで解凍すると、加熱時間によってはうなぎの身が固くなってしまいます。冷蔵庫でゆっくりと解凍させることで、冷凍前の状態に近いうなぎを味わうことができます。うなぎを食べる前日に、冷凍庫から冷蔵庫へ移すようにしましょう。時間がない方は、流水による解凍がおすすめ。水道水をかけることで、およそ10~15分ほどで解凍できます。

理由は「うなぎの身が固くなってしまうから」なのですが、実際どの程度違うか
比較してみました。

うなぎの調理法 レンジとフライパン比較

スーパーで安いうなぎを調達

比較実験にあたり、素材がおいしいと正しい評価ができない可能性があります。そこで今回は、スーパーで安いうなぎを調達。399円と破格の値段で販売されているのを発見し、購入しました。
うなぎ調理法 (1)スーパー陳列

こちらが今回、検証に使用するうなぎです。産地はもちろん(?)中国産です。外から触っているのに、袋が若干べとべとしています…。。税込で430円です。中国産はさすがに安いですね…。

うなぎ調理法 (3)商品うなぎ調理法 (4)商品裏うなぎ調理法 (5)レシート

 

うなぎを開封、切断

それでは、袋を開封していきます。これで大体120gぐらいでした。今回はレンジ・フライパンそれぞれの加熱方法を比較しますので、うなぎを2等分します。

うなぎ調理法 (8)開封うなぎ調理法 (10)開封2うなぎ調理法 (11)切断

 

まずは電子レンジで加熱

このうち片方は、レンジで加熱をします。ラップをかけたら電子レンジに入れるだけ。手間はかかりませんね。今回は3分弱加熱してみました。

うなぎ調理法 (14)レンジに鰻を入れるうなぎ調理法 (19)レンジ加熱開始

 

続いて、フライパンでの加熱

残る片方のうなぎは、フライパンで加熱していきます。フライパンにアルミホイルを敷き詰めたら、うなぎを乗せ、スーパーでもらったタレを先にかけます。蓋をして、5分ほど弱火で加熱していきます。だんだん蒸しが始まっていっていますね。

うなぎ調理法 (15)鰻にたれをかけるうなぎ調理法 (16)フライパン加熱開始うなぎ調理法 (20)フライパン1分後

 

いざ、実食

2種類の調理法でうなぎの加熱が完了しました。電子レンジ・フライパンそれぞれでの加熱が完了しましたので取り出してみましょう。

まずは電子レンジから。レンジを開けて見たところ、加熱はできていますが、少し焦げてしまっています。また、購入時にうなぎについていたタレが、皿に飛び散ってしまっていますね…。

うなぎ調理法 (24)レンジ加熱後うなぎ調理法 (25)レンジ取出

続いてフライパンです。蓋を開けてみたところ。タレが少し焦げ付いていますが、ウナギ自体は焦げてはいません。

うなぎ調理法 (26)フライパン加熱後うなぎ調理法 (27)フライパン取出

 

それぞれを皿に取り出して並べてみました。左が電子レンジ、右がフライパンです。電子レンジで調理したものは、見栄えも悪いですね…。
うなぎ調理法 (28)並べて

 

うなぎの断面の比較です。左が電子レンジで加熱したもの。内側まで加熱しすぎており、身が固くなってしまっているのが写真でもわかるかと思います。

一方右はフライパンで加熱したもの。火の通り方が程よく、(味はともかく)身は柔らかく仕上がっています。

うなぎ調理法 (29)レンジ断面うなぎ調理法 (31)フライパン断面

 

うなぎの加熱方法は、フライパンに軍配

ということで、うなぎの加熱方法はフライパンが優れていることが分かりました。事前にアルミホイルを敷いておくことで、フライパンがほとんど汚れないのもうれしいところ。通販でうなぎを購入した際は、ぜひ試してみてください。

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