うなぎにぬめりがあるのは、ムチンというタンパク質をだして身を守っているためです。これは臭みの原因となりますが、お湯をかけてタンパク質を凝固させれば簡単に取ることができます。
以下で詳しく見ていきましょう。
うなぎのぬめりは、タンパク質が原因
うなぎは淡水、海水を行き来する生物。様々な環境に適応し、自身の身を守るため、皮膚からムチンと呼ばれるタンパク質を出しています。これがうなぎがヌルヌルする原因なんですね。敵に捕まるとこの成分を出して逃げるといわれています。
ちなみにムチンは決して珍しいものではなく、人間の目・鼻などの粘膜もこのムチンに覆われています。
お湯で簡単ぬめり取り
ムチンはあくまでタンパク質の一種なので、熱に弱い性質を持っています。お湯をかければ固まって浮き出てきますので、包丁の背などで簡単にぬめり取りすることができます。
一般的な通販サイトで販売されているうなぎ蒲焼は、当然こうしたぬめり取り処理後の商品ですが、自分でうなぎを釣って食べる機会があれば是非ためしてみてください!